#02 虹色の朝陽 生い立ち 1歳までの成長記録

友人の育児と比較する日々

私には長男が2歳の頃から仲良くしているママ友がいるのですが、今ではもう一番親しい友人だと思っています。

最近は互いの引っ越しもありなかなか会えませんが子どもたちもいまだに仲良く遊びますし友人にも色々相談したりと大切な友人の一人です。

そんな友人と同じ時期に妊娠し同じ時期に出産する事になりました。

友人も三人子どもがいて男・男ときて三人目が念願の女の子

正直うらやましかったですね。

友人に嫉妬してしまう自分が嫌でした。女の子の子育てが羨ましくて、しばらくあえて距離を置いている時期もあったくらいです。

私も一度は女子を育ててみたかったけれど....

今では、朝陽が生まれてきたことが何より一番の幸せです

誕生が2、3ヶ月違うだけでこんなにも成長が違いますね

一緒に同級生として成長を見守れる事が私も友人も楽しみでした

幼稚園へ入学する時も同じ悩みを共有して、小学校へ行くときや習い事を決める時も同じ悩みを共有して同じ頃に手がかからなくなって、そしたら一緒に子育て終えて二人で女子旅でもして…

友人の存在もあったので、子育てを楽しめていたと思います

だけど

この先 どんどん二人の成長に差が開いていくなんて

この時は思いもしませんでした。

偏食があった朝陽の離乳食の様子

朝陽も離乳食がスタートしました。

離乳食は本当に大変で・・・一人目、二人目、三人目

次第に手抜きになるのも仕方ありません。

▼こちらは長男

エプロンもして しっかりバンボを固定して トレーに乗ってます

記憶が正しければこれは離乳食で七草粥をした時かなと思います

長男のハーフバースデーだったかな?

記念にただ作った離乳食ケーキ

(食べていません)

一人目は余裕もありましたし

ただ初めての子育てを楽しんでいた私です

▼こちらは次男

二人目になるとエプロンをつける余裕がなくなってきました

なぜスプーンが二つあるんだろう??

二人育児に疲れが出てますね 笑

▼こちらは朝陽です

もう食べる環境が整ってません・・・・汗

3兄弟の現実は大変です

三人目はたくましくなる

三人目にもなれば

座らせてない エプロンしてない トレーなんてありません

ただの人参ペーストです

(離乳食初期なので当然ですが)

正直、三人目の子育ともなると

あまり離乳食にも熱が入ってなかったというか

良いように言えば、肩の力が抜けて子育て出来ていました

小さいことは気にしない

大雑把で気楽な子育てをしていたように思います

離乳食も、あまり凝ったものは作ってあげれず

とりあえず食べさせたからOK!という食生活でした

野菜のペーストも最初は食べてましたが

気づけば炭水化物しか食べないようになっていて

次第に発達障害のある子によく見られる

偏食が目立つようになって

私が手を抜いていたからこうなったんだな・・・と考えてしまったり

朝陽の偏食に悩まされて

結果 自分自身を責めるような事も沢山ありました。

偏食生活が続きあっという間に朝陽は1歳の誕生日を迎える事になります

朝陽の偏食が発達障害のある子の特性だと気づくのは2年後の事です

今6歳になった朝陽はいろんな食材にチャレンジし食べれるものも増えてきています

朝陽7ヶ月8ヶ月頃の様子と特徴

0歳の頃はチャイルドシートもベビーカーも

嫌がる事の無かった息子

いつも座ってニコニコしていました

お兄ちゃんたちの公園遊びもベビーカーで大人しく待ってくれて

ベビーカーの中でゆっくり眠ってくれて

長男次男もストレスなく外遊びが出来ていたように思います

この頃の長男は6歳で今の三男と同じ歳です

今6歳の朝陽ですが

こんなに落ち着いていないな😅

ストローデビューはいつだったでしょうか?

この写真は9ヶ月の頃の写真だと思います

顔がパンパンですね

ベビーカーに座ってくれた時期なので

家族五人で初めて遠出しました

週末のショッピングなどお出かけもベビーカーに座っていたので

ベビーカーにもチャイルドシートにも座ってくれない日が来るなんて

想像もしませんでした。

発達障害のある子の中には なかなか歩かないという子もいますが

息子は8ヶ月くらいからつかまり立ちやつたい歩きをして

11ヶ月くらいの頃に初めて歩き出しました

表情も豊かで 発達障害があるなんて思いもしませんでした

この当時 言葉は出ませんでしたが

私の言う事には反応して理解していたので

そのうち言葉は出るだろうと思っていたのです

話かければ ニコニコ笑って反応してくれる

この子のどこが自閉症スペクトラムなんだろうか??と

診断された時に

受け入れられるわけがないのです

どこにでもいる

ごく普通の子育てをしていたので

発達障害児の母になるなんて思いもしませんでした

ハイハイもお座りも出来るし

目線だって合っていました

おいで〜と呼べば

ちゃんとハイハイして来てくれる

意思疎通がしっかりとれていると思っていました

この時は。

ちゃんとコミュニケーションがとれていたのです

発達障害のある子は視線が合いにくい子もいますが

息子が小さい頃は目線が合っていたと記憶しています

それがいつから

コミュニケーションの取れない子になったんだろう・・?

気づけば親子の会話は私が一方的に話していて

息子からは何も反応が返ってこない

次第に

息子へ話しかけるの言葉も

何と話しかけたらいいのかも分からなくなり

全く反応しない息子の子育てが辛くなっていきました

そんな生活になるとはこの時想像もしませんでした

朝陽0歳お出かけの様子

三男が9ヶ月くらいの頃だったと思いますが

家族旅行へ行きました(近場です)

抱っこ紐の中でよく眠ってました

その隙に長男リクエストのドクターフィッシュ

足湯を楽しんだり 食べ歩きをして楽しみました

夫は気持ち悪いと何度も言ってましたが

長男次男は興奮です

動物とも触れ合える場所がありました

モルモットやハムスター などが大好きな息子達

とても嬉しそうでしたね

普通の家族旅行ってこんな感じですよね

私たち家族も普通の家族なんです

どこにでもいる普通の家族

他にも遊園地へ家族で出かけました

家族5人で出かける初めての遊園地

三男はベビーカーに大人しく座ってオヤツ食べたりお茶のんだり

あまり手もかからず

ベビーカーに飽きたら私が抱っこ紐で抱っこして

長男次男達が遊びたいものを一緒に遊ぶ

普通のお出かけなんです

ただそれが普通の幸せだという事に

私は本当の意味で気づけていませんでした

いつから家族でのお出かけが楽しくなくなっただろう・・?

この時はまだ抱っこ紐の中で大人しく過ごしてくれて

早く歩くようになったら もっともっと一緒に楽しく遊園地を満喫できて

今度遊園地に来る時は 家族5人で乗り物に乗って

もっともっと楽しい思い出ができるって思っていました

でも

家族5人で楽しめたお出かけはこの日が最初で最後でした

この時は まだ

私たち家族が

お出かけする日は いつも家族バラバラで過ごすなんて想像もしませんでした

この日から数年が経ち

私は、他の家族の当たり前のような光景を見て

どうして我が家はお出かけすら楽しめないんだろう...って

他の家族の楽しそうな姿を見るたびに

羨む事も沢山あったように思います

  • この記事を書いた人
中尾きみか

中尾きみか

3人の子育てをする元保育士 主な経歴として保育士・幼稚園教諭2種免許を取得・ミスフェアレディとして4年間勤務。結婚出産を経て認定こども園にて2年間勤務 現在はYouTube「虹色の朝陽」を運営するほか、音声配信Voicyのパーソナリティとして活動中。2022年10月書籍【虹色の朝陽】を出版

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