母の日にもらったもの
子ども達からは定番のお花をもらったり、それを私が3日で枯らしてしまった事件から翌年はもらえなくなり・・・。
子ども達も学習したのか夫が学習したのか分かりませんが枯れないタイプのお花をプレゼントしてもらいました。
それも現在ほこりが少々かかっております・・・汗
幼稚園や保育園では必ず母の日の制作が行われます。
私も保育士だったのでわかるのですが、先生達の企画といいいますか保育案によって母の日の制作物の完成度が左右されます。
プレッシャーをかけるような発言になり申し訳ないのですが、先生方、本当にお疲れ様です。
発達障害の息子が初めて母の日の制作をプレゼントしてくれた日の事は今でも忘れません。
いろんな意味で衝撃だったからです。
発達障害の息子の母の日の制作物
一応お花に見立てた作品だと思います。下のメッセージが書かれたボックスが鉢?のようになっていて小物が入れられます。
私は当時ここにアクセサリーを収納してました。
そしてお花のデザインの折り紙に書かれた私の顔・・・・・。
この制作を手に取り私はすぐに分かりました。
これは息子が作ったんじゃない
もちろん息子もある程度手はつけたのだと思いますが、当時手先が不器用だった2歳9ヶ月くらいの息子にシールも貼れなかったでしょうし本当は人の顔もかけませんでした。
先生がほとんど完成させた可愛い制作物
ぐちゃぐちゃで中途半端だけど息子一人で頑張った制作物
どちらの作品を私は望んでいたのだろうか??
今でも答えはみつかりません。
保育士の立場で考えると、お母さんが手に取り笑顔になるような作品を作って渡してあげたいと思う一方・・・
親として下手でもいいから息子のありのままの作品が見たかったとも思ったり・・・
しかしこれはこれで息子と先生が一緒に完成させた息子の作品なんだなと。
今でも捨てれないまま保管しています。
臨床心理士の方が作品を見た結果
この作品は思い出深い訳が他にもあるのです。
息子の発達の遅れを気にした時に子育て相談室へ行きました。
その時に息子が幼稚園で作った制作物を持ってきてほしいと言われてこの作品を持って行きました。
上手にできていたという事もあったので、私はどこか息子が作った作品ではないとわかっていたのに、「息子は普通です」と障害でない事を願ってこの作品を選んだのだと思います。
しかし、臨床心理士の方から言われた言葉は「これは息子さんが作った作品ではないですね」と見抜かれてしまいました。
当時の制作物を見て時々当時の気持ちが蘇り泣きそうになる日があるのですが、現在5歳になった息子の作品を見ると成長も感じます。
またそんな作品もこちらで紹介できればと思います。
作品で子どもの成長を綴れるってなんだかおもしろい。
今年の息子の成長はどんな作品として届くかな?^^