知能検査を受けます
来年から発達障害の息子は1年生です。
就学準備も少しずつ進んでますが、定型発達の子に比べると準備する事が多いです。
準備の中の1つに教育委員会へ提出するための知能検査WISKというものを9月に受けてきました。
就学準備についてはユーチューブで動画を出してますのであわせてご覧ください。
WISCについて
これまで知能検査は田中ビネーという検査を児童相談所のほうで受けました。
知能検査にもいろんなタイプがあります。
今回我が家の息子が受けたWISC-Ⅳ という知能検査は5歳になってから受ける事が可能です。
WISC-IVは、世界各地で使用されている児童用の知能検査で全体的な知的能力や記憶力ワーキングメモリだったり処理に関する能力を測ることができます。
主に発達障害の診断やサポートに活用されています。
ウェクスラー式知能検査は
70年以上の歴史を持つ検査で
現在は知的能力や記憶力・処理能力に関する能力を測るテストとして世界20数か国で使用されており
国際的にもその信頼性が高く評価されています。
WISC検査はいつから可能?
WISCは5歳0ヶ月~16歳11ヶ月の子どもを対象とした児童用の知能検査です。
我が家の息子も9月下旬(6歳1ヶ月)の頃に検査を受けました。
いろんな方から話を聞いていると
結構5歳の子どもにとっては検査内容が難しく検査を受けるのにも集中力が切れたり疲れたりと
最後まで検査ができない子も多いそうです。
ちなみにこのWISC-IVを1度受けると
再度検査を実施する場合は最低でも1年程度
できれば2~3年の間隔をあけることが望ましいとされているそうです。
それは検査の問題内容や答えを記憶している場合があり、正確な結果がでなくなってしまうからです。
WISCの検査内容について
WISC-Ⅳ の検査では
◼️言語理解
◼️知覚推理
◼️ワーキングメモリ
◼️処理速度
といった4つの項目に点数がつけられます。
言語理解について
言語理解においては
・類似
・単語
・理解
補助検査として・知識・語の推理
以上の内容で点数が出ます
この言語理解は言語による理解力・推理力・思考力に関する指標になります。
この力により私たちは言語によるコミュニケーションをとったりそこから推論することができると考えられているそうです。
知覚推理について
知覚推移に関しては
・積木模様
・絵の概念
・行列整理
補助検査もあります
以上の内容で点数が出るようになります
視覚的な情報を把握し推理する力や視覚的情報にあわせて体を動かす力に関する数値が出ます。
新しい情報に対する解決能力や対応力にも影響すると考えられているそうです。
ワーキングメモリについて
ワーキングメモリに関しては
・数章
・語音整理
補助検査として算数
以上の内容で数値が出るようになります
ワーキングメモリは一時的に情報を記憶しながら処理する能力です。
ワーキングメモリは読み書き、算数といった学習能力や、集中力に大きく関わると言われています
処理速度について
処理速度に関しては
・符号
・記号探し
補助検査として・絵の抹消 となっています。
視覚情報を処理するスピードに関する内容です。
例えばマイペースで切り替えが苦手な特性をもった子などはこの得点が低くなることがあるそうです。
これらの合計得点で全体的な認知能力IQを出ました。
検査結果について
結果内容についてはユーチューブの動画でご紹介していますのでご覧ください
検査結果が出て思う事
息子の障害を受け止め前向きに子育てしているつもりでも
ふとした瞬間
こういった数値や現実に胸が締め付けられます
息子を受け止めて愛情いっぱい育てていても
「知的障害」という現実をどうしても受け止め切れない
もしかしたら
もっと頑張ればよくなるかもしれないっていう希望を
私たち母親は持ってはいけないのだろうか?
また考えがまとまりましたらこちらに追加して気持ちを綴りたいと思います
まだ私は正直
結果を受け止めるのに精一杯です