我が家の息子は軽度知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。
年中の終わりに受けた発達検査ではIQ69の軽度知的障害、ASD ADHDと診断されました。
その時、先生からは見る力を更に身につけると息子もまた少し成長が見られるかもしれないとアドバイスをいただきました。
そんな我が家が療育や家庭で取り組んでいる事をご紹介したいと思います!
これからの時代は認知能力だけでなく非認知能力が求められてくると思います。
発達障害の息子が将来生きていくために、やり抜く力や非認知能力、やりたい事に近づくための自己効力感も育ててあげたいと思っています。
言語訓練で新たに取り入れている事
息子がいつも通っている療育の言語訓練では新たに取り組み始めた事があります。
それがこちらです。
こちらは家庭で使っているものですが「てんずけい」です。
言語訓練をしてくださっている、言語聴覚士さんも点図形をする事で、しっかり見て真似て書くことが、小学校で習う複雑な漢字を書く練習にもなるとアドバイスをくださいました。
先生もそうおっしゃってましたので、私も息子のそんな成長がとても嬉しかったです。
軽度知的障害という事もあり、学習面では難しい部分も沢山あるとおもいますが、学力だけが朝陽の将来を左右するとは私は思っておりません。
息子が大人になった将来はAIの時代なんて言われています。
今の職業の半分は20年後には無いともささやかれるほどです。
つまり、これからの学習は、認知能力(読み書き計算)だけでは厳しい時代になっていくでしょう。
もちろん勉強は大切なことですが、私は息子に認知能力だけではなく、その能力を数値でははかれない、「非認知能力」を高めて欲しい思っています。
小学校の就学も、特別支援級を考えています。
支援級に行くことは、決して朝陽の可能性を狭くすることではない、将来の選択肢が狭まることではないと私は考えています。
支援級へ行き、朝陽の合った環境で学ぶという事が、朝陽の将来の可能性をさらに広げる事ができる一番大切な事であると信じているからです。
非認知能力とは
非認知能力とは
非認知能力とは、読み・書き・計算などの認知的能力に対して数値化しにくい能力のことを言い次のように整理されています。
目標の達成忍耐力・自己抑制・目標への情熱
他者との協働 社交性・敬意・思いやり
情動の制御自尊心・楽観性・自信
我が子に将来どういう風になって欲しいのか??我が子のためにどのような環境を用意してあげればいいのか??
そんな方へオススメしたい一冊です。是非読んでみられてください。
現在家庭で取り組んでいる内容も家庭で簡単に出来る内容で、空間認識力 集中力 思考力 図形把握など数値では測れない力 非認知能力にもつながるとおもいます。
家庭で取り入れている事
・お話しを作りながら「言語」を学ぶ
・お散歩をしながら「位置」を学ぶ
・絵本の読み聞かせから「記憶力」をつける
・折り紙で遊びながら「図形」を学ぶ
・お絵描きから「観察力」をつける
・飲みかけのジュースから「量」を学ぶ
・「鏡」で遊びながら「左右」を学ぶ
・食事の支度を手伝いながら「数」を学ぶ などなど・・・
まずは親が家庭で出来る事を何か1つでも取り組むといいのではないかと思います♪
現在我が家で取り組んでいる「てんずけい」も家庭で簡単に出来る内容で、毎日1ページ無理なく一緒にやってます。
現在はとっくん01をしていますが、02や03など少しずつ難易度も上げていく事が出来ます。
長男達には、点描写を。
大人でも「ん?」となる事もあります 笑 あはは。
実際に息子が取り組んでいる様子をYouTubeでもご紹介しておりますのであわせてご覧ください。
将来、子どもにどのようになって欲しいのか・・・?
子育てのゴールは私もなかなか見えませんが息子と向きありながら、ゆっくりじっくり考えていこうと思います。
虹色の朝陽の本でも療育で使っていたものなど詳しくご紹介していますので良かったら本のほうもご覧ください。