幼稚園未就園クラスに入園
息子が自閉症と診断されたのは3歳の頃でした。
2歳7ヶ月の頃、幼稚園未就園クラスに入園しました。言葉がなかなか出なかったりトイレトレーニングもうまく行かなかったり、偏食が目立ち始めていたのですが
そう思っていましたが、現実はそんなものではありませんでした。
子育て相談室にて相談
幼稚園での集団生活が難しく全く言葉も出なかったので、夫と相談し、市役所にある療育相談室へ相談に行く事を決めました。 市役所の療育相談室では、言葉の遅れや発達の遅れを相談出来るようになっていました。
相談の予約の電話をすると、 面談の日まで準備するものをお願いされました。
・息子の幼稚園での様子を担任の先生から書いてもらった物
・幼稚園で書いた絵や制作物
・母子手帳
そして子育て相談室での面談当日。 面談は、臨床心理士の方2名と私と息子の4人で行い、朝陽は、臨床心理士の方とブロックなどオモチャで遊びながら面談が終わるのを待ちました。
面談では、これまでの成長過程や、言葉の遅れ、かんしゃくを起こす事や自傷行為がある事、偏食がある事、脱走する事などを私の方から相談し、幼稚園から頂いた資料をお渡ししました。幼稚園からの資料にも同じような朝陽の問題点が記載されてました。
面談を終えて臨床心理士の方からは 言われた言葉は
自閉症ですとは 臨床心理士の方もハッキリと言われませんでしたが、私はその時、息子が産まれた時から障がいを持っている子だということを確信しました。
臨床心理士の方からは
と言われた事をはっきり覚えてますが、正直、それだけで障がいがあるかもと決めつけるの?と怒りが込み上げてきました。
私は、受け入れる自信がなかったのか、向き合おうという気持ちが無かったのか分かりませんが、どこか説明に納得がいかないまま帰りの車の車内で一人泣きながら息子を連れて帰りました。
夫への報告と話し合い
その夜夫と2人で話し合いました。 めったに涙を見せない夫も、この日ばかりは目に涙を滲ませてました。 やっぱりそうだったんだという気持ちと まだ認めたくないという気持ちと 早くどうにかしてあげなきゃという気持ちで 私も夫も涙が止まらず、泣きながら朝を迎えたのを今でも覚えています。