自閉症スペクトラムの特徴 1歳半検診での言葉の遅れ

2019年12月11日

発達障害の特性が目立った2歳〜3歳頃の様子

我が家の息子が他の子と違うな・・・と感じたのは2歳8か月の頃でした。それまでは「ちょっと言葉がおくれている やんちゃな3男坊」といった印象でした。

朝陽が2歳8ヶ月の頃に幼稚園の未就園児クラスへ入園し、初めて社会の中へ飛び込みそその社会の中で適応しないという現実を私は知ったのでした。

それまで自閉症と気づくようなサインは見られなかったのか?

2歳になるまでは、やはり1番気になっていたのは「言葉の遅れ」でした。

「アーウー」などの何と言っているか分からないような喃語を話していましたが「パパ・ママ」といった意味のある言葉は・・・・ゼロ

声を出して話そうとしているからきっとそのうちしゃべるはず!幼稚園にも行けば色んな刺激があり成長するはず!なんて呑気に過ごしていました。

他にはクレーンと呼ばれる行動が見られました。これは親の手を掴んでテレビのリモコンをとって欲しいと要求したり、私の手を掴んで、ジュースを冷蔵庫から出して欲しいと要求するような行動です。

発達障害のある子の中には1つの事に集中して遊び周りが見えなくなる子もいるようですが、息子は逆で落ち着きがなく、集中して1つの遊びを続ける事ができませんでした。

スーパーへ買い物へ言っても迷子になったり、私の手を離してどこかへ行ってしまったり、走ってどこかへ行く時も、人にぶつかって迷惑をかけていましたね。

1歳の頃の詳しい様子はYouTubeにも投稿していますのでご覧ください

自閉症スペクトラム1歳の頃のエピソード

息子が一歳を迎え、歩くようになってからは行動範囲も広がり、家族で出かける時間も増えるようになりました。 それと同時に、息子を育てづらいと感じる事が、次第に増えていきました。


一番に感じたのは、言葉が全く出ずに意思疎通がうまく取れない事でした。 他にも、落ち着きがないことや、集中力がないこと、突然どこかへ行って、いなくなったりと、衝動的な行動も目立ち始めました。

少しの時間でも、じっとして待てない息子は スーパーのレジ待ちや、公園の遊具での順番待ちももちろん出来ません。 電車やバスに乗って出かけても大人しく座って待つことはできませんでした。

常に抱っこ紐の中で過ごす日々

歩き始めた頃は色んなところへヨチヨチ歩いていくのが普通の1歳児だと思うのですが、息子はそれとはまた違ったような雰囲気でズンズンズンズンとどこが目的かも分からないようにあっちへ行きこっちへ行き、、とにかくずっと追いかけっぱなしなのです。


長男のサッカー教室の見学へ行くものの、ちゃんとサッカーの試合を見る事も出来ず、私は無理やり息子を抱っこ紐の中へ…。歩かせると追いかけるのが大変なので、抱っこ紐がなければ外出さえできないといったそんな状況でした。

外出するとどこへ行っても注目される

一見普通の子に見える息子が、突然落ち着きの無い行動をするので、周囲からの冷たい視線を感じていました。


どこへ出かけても周りからの目が気になってしまい、次第に息子と出かけるのもストレスを感じるようになっていきました。


スーパーはなるべく一人で行くようになり、公園は誰もいない公園を選んで遊ぶようになり、なるべく人に迷惑がかからないようにと行動範囲に制限をかけながら生活していました。


私は息子を子育てするまで、スーパーで床に寝そべってギャンギャン泣いている子どもを見て、お母さんはどうして子どもに言い聞かせれないのだろう?と不思議に見ている事もありました


しかし私自身がその立場になり、泣いてる息子へ言い聞かせても聞いてくれずに癇癪をおこす息子をなだめながら、そんな私たち親子へ向ける周囲の人達からの視線がとても辛かったです。

家から脱走する時期

そして この時期は他にも大変な事が沢山ありました。

食事の用意をしたり、洗濯をしたり、トイレから戻ってくると、リビングにいるはずの息子の姿が無いのです。


リビングの窓が開いていて、息子は家のフェンスを登り、近にある公園の、高いジャングルジムに登って、たった一人で遊んでいました。


3人兄弟の末っ子とはいえ、こんなにもやんちゃなのか??私は本当は息子に発達の問題があると疑いながらも受け入れる事ができなかったのかもしれません。


そして ある日、家を脱走した息子を探すと、いつもの公園に息子の姿が見当たりませんでした。


近所の方と一緒に泣きながら探し回ると、息子は家から歩いて1分くらいの場所にある駄菓子屋さんまで、自分一人で歩いて行っていました


どうして勝手に外へ脱走するのか私は理解できず、やはり何かおかしい・・・いや、道順が分かるという事は普通なのでは??


考えても考えても息子の事が理解できないのです。


家にいても気が休まる事が無く、家中の窓も締め切り、鍵をかけ、ますます息苦しい生活を送っていました。


一緒に手を繋いで会話をしながらお散歩する時間も、息子とゆっくり向き合い言葉を掛けてあげる時間も、次第に減っていきました

1歳半検診で言葉の遅れを相談

そして一歳半検診の時期がやってきました。


一歳半検診は集団であるところがほとんですが、我が家の地域では個別で小児科で受ける事になっていました。


一歳半検診では、やはり言葉の遅れが気になり、かかりつけの小児科で相談をしました。

その時に児童発達支援センターで言葉の発達の訓練が出来ると紹介を受けたのですが、 訓練しなくても言葉は出てくるだろう 2歳にもなれば次第にしゃべるようになるだろうと、児童発達支援センターに行く事を私達は見送りました。



二男の時も言葉は遅かったので、男の子は成長も遅いというから大丈夫だろうと経過を見守り続けました。

今となれば、あの時、児童発達支援センターに行って相談していれば、もっと早く療育を受けていれば、朝陽は生きやすかったのかもしれないなぁ、、、 と後悔する事もたくさんあります。

ポイント

発達の心配があれば、まずは相談に行く事を私はおすすめします。

参考

  • 児童相談所
  • 保健所 保健センター
  • 発達障害者支援センター

我が家は役所へ行き子ども療育相談室へ予約をしてから発達の相談へ行きました。

そんな息子は、2歳の誕生日を迎えても言葉が出る事はありませんでした。 お母さんと呼んでくれる日はいつになるのかな。相談出来る人も周りにはいなくて、出口の見えないトンネルの中に一人でいるような気分でした。

YouTubeではこの時の様子を動画でまとめていますので、当時の映像と合わせてご覧ください。

現在の我が家の日記はお引越ししました→こちら

  • この記事を書いた人
中尾きみか

中尾きみか

3人の子育てをする元保育士 主な経歴として保育士・幼稚園教諭2種免許を取得・ミスフェアレディとして4年間勤務。結婚出産を経て認定こども園にて2年間勤務 現在はYouTube「虹色の朝陽」を運営するほか、音声配信Voicyのパーソナリティとして活動中。2022年10月書籍【虹色の朝陽】を出版

Copyright© 虹色の朝陽 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.